第34号01年11月19日
 東京昔話・・・・・神棚・仏壇
仏壇は何処の家にありましたが、
商家では特に商売繁盛家内安全を願って神様を祭ったものです。
火の神様だったり水神様だったり、
我が家でも年に一度くらいだったと思いますが
拝み屋さんと云ってましたが、
行者さんがきて祝詞のような、お経のような・・・
子供達にとっては興味津々。
そのうち行者さんが興に乗ってくると
拝みながら座ったまま、
何尺も飛び上がるのではないかと息を凝らして覗いていたものです
印を切るしぐさは男の子達が真似したものです。
忍者にでもなったつもりだったかもしれません

仏壇の方は、お盆ですね。
旦那寺から坊さんが来てお経が始まると
今度は、子供達がクスクスと笑い出す。
坊さんの頭を見ながら笑っているうちに足が痺れてしまう
可笑しくてしょうがないのに足の方がどうもいけません。
とうとう誰かがひっくり返る。
大人も叱りながら笑いを堪えるといった毎年同じ状況が展開される。

お経が終わって説教が始まる。
これも歯切れが良く、切りの良い坊さんなら良いのだが、
口の中に声がこもって、何を言っているのやらさっぱりで
その上いつ終わるとも知れない状況、
そんな時に紙芝居の拍子木の音なんぞ聞こえようものなら
子供達は説教などそっちのけで、一斉に飛び出しました。
それを潮に坊さんも諦めて、大人達も助かったと後に聞きました。

お盆や法事は言うならば小さなイベントでしたね。