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元さんのとっておき
■第49回 『ベーゴマの話』
02年10月25日
今月の「下町の顔」でベーゴマ名人の中島さんをとりあげて、またうちのサイトでもベーゴマのオフ会なんぞをやって、私、最近ベーゴマづいてます。
そんな訳で「下町の顔」で紹介しきれなかった中島さんの話も含めて、今回はもう少しベーゴマの話です。
ただ、ベーゴマって下町特有のものじゃないんですよねえ。でもイメージは昔ながらの下町の遊びって感じなんで、この話題を取り上げちゃいます。(以前もこんな事があったような・・・)

ベーゴマって、元々は「ばい貝」って貝の上半分を切って廻した独楽なんですよね。古くは室町時代にすでにあったなんて文献も残っているそうで、けっこう、歴史があります。江戸時代の浮世絵にも、女の人がばい貝を回しているものがあるそうです。
それから後、その貝の真ん中に鉛と蝋を詰めて固定させて重くしたり、明治になってからは鋳物で作ったりするようになったそうです。

ベーゴマって下町だけのものじゃないって書きましたが、ばい貝の頃の独楽って、発祥は関西なんだそうです。でも、なぜかベーゴマは関東のが盛んみたいで、関東一円では昔は流行っていたみたい。なんででしょうねえ。
ただ、今はあまり下町を含めて東京でも見ないけど、埼玉や新潟辺りでは盛んみたいなんです。なぜかって言うと、鋳物工場が多いから。新潟の燕三条なんかは鋳物の街だし、埼玉の川口もそうですよね。昔、吉永小百合の「キューポラの街」なんて映画、ありましたねえ。(随分と古いですが)
ちなみにベーゴマは現在、川口の某鋳物工場、1箇所でしか作られていません。

そんなベーゴマですが、最近またちょっと盛んになってきつつあるようです。ベーゴマの協会やいくつかサークルなどもあるみたいで熱狂的なファンに支えられています。
そして、なにより忘れてはならないのが、一時期、流行ったベーブレード人気。ベイブレードでかなり取り上げてもらって表に出るようになってきたみたいです。まあ、ベーブレードって現代版のベーゴマですからね。

私も近頃はちょっとベーゴマ廻すのが楽しみです。私は子供を捕まえて家の中に「床」を作ってやってます。これが、結構はまるんですよねえ。先日のうちのサイトのベーゴマオフも好評で、次回開催の催促が随分ときています。まあ、社交辞令で言ってくださってる方もいるかもしれませんが。
ベーゴマの魅力って、なんといっても年齢の格差がないこと。子供でも、大人でも、男でも、女でも楽しめます。大人だから強いってこと、ないんですよ。現に、先日、ある所でベーゴマ大会があって行って来たんですが、参加者が50人の中でベスト8に小学生が2人も入ってました(いい大人が必死になってベーゴマ廻してる光景も異様ではあります)。まあ、かく言う私も小学生に負けちゃいましたけどね。
今の時代、子供や異性の方とかとすぐに友達になれるなんて機会、なかなかないですよね。でも、ベーゴマってそれが出来そうな気がします。また、家庭崩壊が危惧される現代社会で、家族が対等の立場で楽しめる唯一の遊びかもしれません。
そう考えると、けっこう奥深い遊びかもしれませんね。

また、そのうち、うちのサイトでベーゴマオフを開催しようと思っています。結構、楽しめると思いますよ。参加してみてくださいね。

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