| ■第56回 『八郎右衛門号』 |
| 03年01月27日 |
- 江東区の北西部で無料の地域巡回バスを走らせています。バスには名前があり「八郎右衛門号」といいます。今回はそのお話をします。
- このバスは森下にある深川神明宮を出て、木場の現代美術館まで行って、戻ってくる巡回バスなんです。途中で地域の名所なんかにも止まって、1時間ぐらいで戻って来ます。
- 無料だし、この辺りをのんびり観光しようなんて人にはちょっといいかもしれませんね。
- このバスは都営地下鉄の森下駅と清澄白河駅周辺の4つの商店街で共同で運営しています。そして、核になるのが森下にある深川神明宮。参加してる商店街のほとんどがここの氏子です。この神社は深川八郎右衛門という人が創設したんです。だから「八郎右衛門号」なんですね。まあ、かく言う私も、地域情報のサイトなんかやってる関係上、ちょっと関わっています。バスガイドなんかやっちゃったりしています。
- まあ、商店街が主体になってやってるって事でもわかると思いますが、運行の目的は町おこしです。この辺りには、そこそこ見所がありますからねえ。うまいところに目をつけましたよねえ。まあ、どこまで成果が出るかわかりませんが、地域の人間としては頑張ってもらいたいものです。
- 7つの停留所があるんですけど、参考までにとまる場所の説明をしておきますね。
- 〇深川神明宮
- 「深川」という単語がありますが、この神社を創設した「深川八郎右衛門」の苗字から来ています。深川という地名の由来に関連した神社です。
- 〇芭蕉稲荷
- 俳人・松尾芭蕉が住んでいた所です。近くに芭蕉庭園というのがあるんですが、ここから見る隅田川と景色はいいですね。ちなみに、この庭園の隣にある家は、去年やっていたドラマ「空から降る一億の星」のロケ地でした。まあ、あんまり関係ないか。
- 〇芭蕉記念館
- 芭蕉ゆかりの品々がたくさんあります。ちなみに、うちのサイトで発表している俳句は、ここで行われている俳句教室で地域の小学生が作ったものです。
- 〇清澄庭園
- 昔、紀伊国屋文左衛門がつくった庭園。都の名園第一号です。だからって訳じゃないけど景観はかなりです。
- 〇現代美術館
- 都立の現代アート専門の美術館。八郎右衛門号に乗ると入場券が無料でもらえます。ちょっと得かも。
- 〇江戸資料館
- 館内に昔の長屋を実物大で再現しています。長屋の住人になった気分が結構楽しめます。
- 〇のらくろ館
- 近辺に漫画「のらくろ」の作者、田河水泡が住んでいました。そんな訳で、ここは氏の業績をたたえる記念館ですね。
- まあ、こんな感じです。結構この辺りもぶらぶらしてると楽しめるんじゃないかと思います。気が向いたらバスにも乗ってみてくださいませ。
- 次回は2月2日です。あっ、バスの運行はしょっちゅうやってません。1ヶ月に1回だけです。
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